ダイキン工業株式會社はこのたび、世界のスタートアップ企業を対象に、2024年までの5年間で110億円の出資枠を新たに設定しました。また、スタートアップ企業との協業を推進する組織「テクノロジー?イノベーションセンター CVC(シーブイシー)室」を設立します。これにより社內外の技術、知恵を融合するオープンイノベーションを加速します。
當社は、グローバルに広がる事業基盤を活用し、米?シリコンバレーや中國?深センなどにおいて、現地のスタートアップ企業との協業に取り組んでいます。國內においても東京大學との産學協創協定に基づいて、東京大學関連スタートアップ企業と連攜するなど、協業を進めています。
今回の出資枠の設定により、各部門が従來以上に素早く意思決定し、スタートアップ企業に対して機動的に出資することが可能となります。先端技術や斬新な発想力、チャレンジ精神を持ち、スピード経営を実踐する世界中のスタートアップ企業との協業により、素早く仮説を検証し、新たな製品やサービス、ビジネスモデルの創出をめざします。
新設するテクノロジー?イノベーションセンター CVC室は、出資先の候補となるスタートアップ企業の探索や、出資の実行?モニタリング、スタートアップ企業と社內各部門との橋渡しなど、スタートアップ企業への出資や支援にまつわるコーポ―レートベンチャーキャピタル活動全般の役割を擔います。
AI?IoTなどデジタル技術の革新によって産業構造が大きく急速に変化する中、さらなる成長を果たすためには、技術開発?商品開発の加速、事業構造の転換、新たなビジネスモデルの創出が不可欠です。當社は、自前で開発して獨自性を追求すべき分野を見極めた上で、外部の技術や知見を積極的に取り入れながら新たな価値を創出する、社外との「協創」に取り組んでいます。今後も新たな外部パートナーとの強固な関係を構築するため、本出資枠を活用しながら、オープンイノベーションの取り組みを加速します。
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