エアコンは、スイッチを入れてすぐのときなど「部屋をがんばってあたためている」ときに一番電気を使う。設定溫度を上げて「がんばってあたためている」狀態にする前に、できることがあるよ。
學習編で勉強した冷気だまり。これができてしまうと、足元はいつまでも寒いままだ。そんな時はエアコンの設定溫度を上げる前に、サーキュレーター(ゆかに置くせんぷうきのような電気製品?)や空気清浄機(くうきせいじょうき)を使って、冷たい空気とあたたかい空気をかきまぜよう?!咐錃荬坤蓼辍工胜胜盲?、部屋全體があたたかくなるよ。
空気清浄機を使うときは、かべやまどから少しはなれた場所に置くようにしよう??諝萸鍥窓Cの風がまどに當たると、まどぎわの冷たい空気も部屋の中にどんどん入れてしまうことになるよ。
冷たい空気はかきまぜる?
エアコンは、スイッチを入れてすぐのときなど「部屋をがんばってあたためている」ときに、多くの電気を使う。それにくらべると、設定した溫度まであたためた後、部屋をそのままの溫度にしておくために使う電気は、とても少ないんだよ。
「あたたかくなったらスイッチを切り、寒くなってきたらまたスイッチを入れる」という調節をしていると、冷えた空気を設定した溫度まであたため直さないといけないから、より多くの電気を使うことになるんだ。
部屋にいる間はエアコンに溫度の調整をまかせるようにしよう。
エアコンにおまかせ?
みんなのお家にはエアコンが何臺あるかな?自分のお部屋や、兄弟で使うお部屋にエアコンがあるかもしれないね。
でも、今年の冬は、家族みんながひとつの部屋に集まって過ごしてみよう。使うエアコンの臺數を少なくするのも、りっぱな節電だ。お出かけする時には、部屋を出る直前じゃなくて、10分前にはスイッチをオフにする、といった工夫をするのもいいね。
節電にもなるし、外に出た時に急に寒くなって體に負擔(ふたん)がかかる「ヒートショック」も防げる。
エアコンは、必要な場所で、必要なぶんだけ使うように心がけるのが、節電のキホンだよ
みんな集まれ?
學習編で勉強したように、あたたかい空気は天井(てんじょう)に上がっていきやすく、冷たい空気は足元にたまりやすい性質(せいしつ)がある。
だから、エアコンで暖房(だんぼう)する時は、まず風向きを下に向けて設定しよう。エアコンからゆかに向かって出たあたたかい空気が、自然と天井(てんじょう)に向かって上がっていくから、部屋全體をあたためることができるんだ。
ただし、エアコンの風が直接體にあたらないようにしよう。人の體は、風があたると、実際の部屋の溫度よりも寒く感じることがあるんだ。
風向きは下にしよ?