エアコンは、設定溫度をたった1℃変えるだけで、使う電気の量がずいぶん変わる。部屋の溫度とは別に體で感じる溫度「體感溫度」のことも知って、溫度と濕度(しつど)をじょうずに調節しよう。
以前の學習で、お部屋の濕度(しつど)が體感溫度に関係する、ということを勉強したね。お部屋の濕度(しつど)が低いとき、濕度(しつど)を上げれば、設定溫度を上げた時と同じくらいのあたたかさを感じることができる。
エアコンに濕度(しつど)を調節できる機能(きのう)があれば、ぜひ使ってみよう。加濕機能(かしつきのう)付きの空気清浄機(くうきせいじょうき)や加濕器(かしつき)を使うのもおすすめ。
※冬に濕度(しつど)を上げるのは、かぜの予防にもなる。くわしくは季節の空気だより 冬號を見てね。
人もおうちも気持ちいい?
冬は、くもっていたり寒かったりして、外にほしたせんたく物もなかなか、かわかないね。
エアコンや空気清浄機に加濕機能(かしつきのう)がない時や、加濕器(かしつき)を持っていない時は、ぬれたせんたく物を部屋の中でほすのもおすすめ。
せんたく物の水分が蒸発(じょうはつ)して加濕器(かしつき)のかわりになるし、外でほすよりせんたく物がかわきやすくなるよ。ただし、濕度(しつど)が高くなりすぎないように、濕度計(しつどけい)をみておこう。濕度(しつど)が高くなりすぎると、結露(けつろ)が発生してしまうこともある。
せんたく物でも節電なんだ~
人が布団(ふとん)に入ってねむるときに、快適なお部屋の溫度は、15℃~21℃といわれている。意外と低くてびっくりしたかな? 夜ねる時にも暖房(だんぼう)をつけるおうちは、この溫度を目安に設定しよう。 ただ、冬の夜は、ねている間に部屋の溫度が急に下がることもある。おとしよりや體が弱い人は、ヒートショック(※)に気をつけてあげよう。 また、朝、寒くてどうしても起きられない!という時は、起きる少し前にスイッチが入るようにタイマーをセットしておくといいよ。
※溫度が急に変化して、體に負擔(ふたん)がかかること。
布団はちゃんとかぶろう
エアコンの設定溫度に気をつけることはとっても大切。暖房の場合、設定溫度を1℃下げると約10%も節電できるんだ。
環境?。à螭绀Δ筏绀Γ─工工幛皮い?0℃を目安にして、著るものを工夫しながら溫度調節をしよう。寒く感じる時は、首?手首?足首をあたためるといいよ。タートルネックのセーターや、レッグウォーマーなどもおすすめだ。
著るもので工夫しにくい時は、設定溫度を22℃まで上げると、心地いい(※)狀態になるよ。
※濕度(しつど)50%でお部屋の中に風がない場合
目安は20℃なのか?